【おばあちゃんでも分かる】マーケティング手法を解説 - SYNDESI

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【おばあちゃんでも分かる】マーケティング手法を解説

2022.02.07

【結論】

あ、こういうのあったな。それくらいでOK!

進め方に悩んだ時に振り返れるようにしておこう!

マーケティング手法とは?

そもそもマーケティングとは、商品やサービスが売れるための仕組み作りの事を言います。店の前で団子焼いたり、焼肉屋で肉の匂いを外に垂れ流して匂いでお客さんの心を揺さぶってますよね。あれもマーケティングのひとつです。

少しお堅い話をすると、商品やサービスを売る前には色んな事を調査してデータをとったりします。データは定量的なものから定性的なものまであり、業種やビジネスモデルによって様々なデータ取りを行います。

ただ、いきなりデータをとると言っても、どんなデータをとったら良いのか分からないですよね。そんな時に活躍するのがマーケティング手法になります。

それでは本題にはいっていきましょう!

STP分析

STP分析とは、セグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の3つで構成される分析手法になります。

セグメンテーション

セグメントとは区切りと言う意味です。自分が戦うフィールド(市場)をグループ分けする事でどこに力を入れるべきかを明確にしていきます。

例えば、美容室であれば髪の毛をカットするというセグメントや、カラーリングというセグメントがありますよね。あとは地域性(近くに繁華街があるとか、スーパーど田舎とか)もセグメントになります。カット専門店とかをイメージすると分かりやすいですね!

ターゲティング

ターゲティングとは、どんな人(ターゲット)をお客さんとして来てほしいのかを決める事です。ギャルに来てもらいたいのか、お年寄りに来てもらいたいのかでは、店の作り方もプラットフォームも全然違いますよね。

ポジショニング

ポジショニングとは、決めたターゲットや切り分けたセグメント、競合他社の立ち位置などを考慮し、自分の立ち位置を決めることです。

競合他社がカット専門店を多く出していて、カラー専門店がひとつもない。こんな状態ならカラー専門店はニッチでブルーオーシャンなビジネスモデルと言えます。

PEST分析

PEST分析とは、今後起こりうるであろう未来を予測するという事です。STP同様に頭文字をとっていて、政治(=Politics)、経済(=Economy)、社会(=Society)、技術(Technology)の4つで構成されています。

例えば、消費税が上がる→お客さんが買い物する機会が減りそうだ→原価低減をして値下げしてアピールしよう!みたいな感じです。

例えが雑かもしれませんが、こうして今後迫りくる危機に対して予測する事で、事前に対策したり、先手を打った行動ができるようになります。

3C分析

3C分析とは、自分達の状況がどのようになっているのか、どうしなければならないのかを判断するための手法になります。市場・顧客(=Customer)、競合(=Competitor)、自社(=Company)の3つのCで構成されていて、それぞれの状況を洗い出し、解決策を出します。

例えば、あなたは製紙会社を経営しているとします。お客さん(市場・顧客)はデジタル化が進み、紙ではなくタブレットの利用率が格段に増加しています。競合は紙を用いた販売ではなくタブレットのアプリ制作へ方向転換している。自社は現状で足踏み状態。このような状態では確実に淘汰されると考えると思います。自社は新たな用紙を開発し、手書きの良さである紙は残しつつも、紙に書いた文字がそのままタブレットに反映される紙を開発し、シェアを伸ばした。こんな感じでしょうか。

4P分析

4P分析とは、上記の3C分析と同様に4つのPで構成された分析手法です。製品(=Product)、価格(=Price)、流通(=Place)、販売促進(=Promotion)の4つになります。効率良く販売していくために、それぞれの項目の情報を整理することが目的としています。

何を(製品)、いくらで(価格)、どこで(流通)、どうやって(販売促進)売るのかを明確にする手法ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

どのような手法があるのか理解して頂けたと思います。今回は有名な手法を4つ上げさせていただきました。どれかひとつ手法を選択してビジネスを進めるというものではなく、考え方として全体を知っておく必要がありますので手順として使うものではないという事だけは理解していただけたらと思います。

どの手法も、それぞれが密接に関わり合っているので、マーケティングにおけるひとつの概念と捉えてもらえれば良いかと思います。活用方法は別途解説記事を準備したいと思いますので楽しみにしていただければ幸いです。

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